「住民税」「自動車税」「固定資産税」などの税金や,「ガス」「水道」などは毎年必ず発生する出費で,その額は数十万円以上になります.
これらを還元率の高いクレジット払いにできれば,実質的な家計負担の軽減になります.
これらは基本的に現金支払いが原則ですが,電子マネーの中で「nanaco」のみがこれらの支払いに対応しています.
今回はnanacoを活用して,クレジットカードのポイント還元を手順をお伝えします.
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①nanacoを作る
セブンイレブンで300円払うとnanacoカードが発行できます(キャンペーン中であれば安くなったり,還元が受けられます).還元率1%であれば,30000円の支払いで元が取れますので,1年分で十分プラスになります.
発行後,クレジットカードチャージが可能になるのは10日後(モバイルnanacoは4日後)になります.税金の支払い期限に余裕を持って発行してください.
※住民税の場合,期限の20日を過ぎると督促状が発行され,延滞金が加算されてしまいます.逆に,19日以内であれば,期限切れの振込用紙を使用することが可能です.
クレジットカード発行待ちの方は,発行前にnanacoの準備を始めた方が良いです.
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②対応するクレジットカード
これが初めの「落とし穴」なのですが,実はnanacoチャージがポイント対象となるカードは少ないことに注意が必要です.まず,楽天JCBカードが第一選択かと思います.
※楽天Visaカードはnanacoチャージのポイント対象外です!!
楽天カードを一押しする理由については「クレジットカードを選び抜く」を参照ください.
※この記事ではセカンドカードとして「p-one wiz」をお勧めしましたが,このカードは2016年にnanacoをポイントの対象外に改悪しましたので,nanaco用カードとしては除外です.
楽天JCBカード以外の選択肢もあります(楽天JCBの方も「応用編」で必要になりますので,引き続きお読みください).
1%の還元率・共通ポイント・年会費無料を条件とするとお勧めは以下のカードです.利用するコンビニやサービスで選択してください.
リクルートカード
・1.2%還元
・リクルートポイント→Pontaに変換可)
・ポイント利用先→LAWSON・じゃらん・昭和シェルなど
※Visa,JCB共に還元対象.Edyチャージは「Visa」ブランドのみです.
Yahoo!Japanカード
・1%還元
・T-point
・ポイント利用先→ファリミーマート・ENEOS・Yahoo!関連サービスなど
※nanacoチャージの還元は「JCB」ブランドのみです.
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これで,nanacoチャージをすれば,ポイント還元を受けられます.
限度は基本的に5万円ですので,支払額は5万円に抑えるのがコツです.
5万円以上をnanacoで支払う方法は,次回の「応用編」でお伝えします.
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