2017年4月28日金曜日

春なので快適な自転車通勤を


ロードバイクは街乗りが不便?シクロクロスという選択肢がありますよ.
※趣味の話です.

春になったので,自転車通勤をしてみようという方も多いかと思います.
近年はロードバイクやクロスバイク人気があり,街でも良く見かけるようになりました.

ただ,ロードバイクには街乗りする上での欠点が多いです.
  • タイヤが細くて溝にはまりやすい(フレームの関係で太いタイヤが入らない).
  • タイヤが細いのでパンクしやすい.
  • 泥除けがつけれない.
  • 雨の日はブレーキが効かなくなる(リムブレーキだから).
  • 雨の日はすぐ滑る(スリックタイヤだから).

クロスバイクはこれらの欠点がある程度解消されていますが,基本的にはロードバイクのパーツを流用していますので,基本的な欠点は同じです.


一昔前に流行ったマウンテンバイクはというと
  • タイヤ径が小さく,ギヤ比が低いのでスピードが出ない(早く走る用途ではない).
  • フレームがゴツくて重たい(ママチャリよりはましですが).

とやはり長距離通勤には向きません.


ただ,諦めないでください.
街乗りでも使えて,レースでもロードバイクとして使用できるような最高に「ちょうど良い」バイクがあるのです.

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今回紹介するのはシクロクロスバイクという自転車です.
元々,ロードバイクが盛んなヨーロッパの冬季トレーニングとして広まったスポーツで,アメリカ発祥のマウンテンバイクより歴史は古いです.

起伏のあるオフロードコースで,丸太などの障害物が転がっているコースを制限時間内に何周できるかという競技であり,自転車で走破する他,降りて自転車を担ぐのもありです.また,コースには舗装路もありますので,スピードも求められます.

このような競技の特性上,ロードバイクを基本構造としながら,太めの丈夫なフレーム(担ぐことを想定しているので,マウンテンバイクよりは明らかに軽い)とやや太めのオフロードタイヤを持ち,泥噛みしないブレーキ(昔はカンチブレーキで制動力に難ありでしたが,最近はディスクブレーキが主流)を備えています.
基本コンポーネントやホイールはロードバイクに準ずるため,巡航速度もロードバイクに近いものです(重さとタイヤからロードバイクには及びませんが,クロスバイクやマウンテンバイクは凌駕します).タイヤをスリックタイヤに変更すれば,アマチュアレースには十分でしょう.
ブレーキがディスク化されているものではホイール上にスペースもありますので,泥除けも設置できます.
とっても「ちょうど良い」と思いませんか?

日本ではまだ取り扱いが少ないですが,Wiggleというイギリスの通販サイトが日本への発送に対応しています.また,日本のシマノの製品を含め,なぜか日本で買うより送料を入れても圧倒的に安くなります(民主党時代の円高でコルナゴを購入した時は日本の半額以下でした).

これから自転車を始める方は,ぜひシクロクロスをご検討ください.

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